歩き遍路 作法など

   

ホームページや書籍から関心のある部分を転記したものです。

 
  ○本堂と大師堂で読経する時は、他の参拝者のために中央をあけ、左右どちらかによって行う。
  ○トイレには、輪袈裟、菅笠、納経帳、数珠などは持ち込まない。
   背中に「南無大師遍照金剛」と書かれている白衣も脱ぐこと。
  ○橋の上では杖をつかない。
    ※お大師様が修業中に橋の下でお休みになったと言われているため 
  ○戻り鐘はつかない。(参拝の帰りに鐘はつかない。)
  ○札所で参拝の際、笹笠は法具とされているので付けたまま参拝しても良い。
  ○お接待を受けたら「南無大師遍照金剛」と三度唱え、納札を渡す。
  ○輪袈裟をはずときは下に直接おかず、上座や机の上、トイレや食事の際は必ずはずす。
  ○弘法大師の化身である金剛杖は、宿では、杖の足先を洗って綺麗にし、上座に立てかける。
  ○お礼参り
    結願後、最初の札所に戻ること。
    大使が入定(死後も修行を続けている境地)している高野山に結願の報告のために参拝すること。
  ○納札の書き方
    住所は県市まで。日付は何月吉日でよい。願い事は心願成就など。
    年齢は満年齢でも数え年でも良い。
  ○菅笠
    笠の中央から四方に向かって
    迷故三界城(迷うがゆえに、三界は城にして)
    悟故十方空(悟がゆえに、十方は空なり)
    本来無東西(本来東西はなく)
    如何有南北(如何にか、南北あらん)
    「迷いを捨て、仏の真実を求めなさい」というような意味が込められている。
    そして、その間に、弘法大師をあらわす梵字と「同行二人」と書かれている。
    ※梵字が前、「同行二人」が後ろにくるようにかぶる。

 参拝手順
  1 山門の正面で合掌一礼(仏さまとお大師様に対する挨拶)する。
  2 霊場に入ったら、先ず手洗場で手を洗い、口をすすぎ、身を清める。
   ① 左手
   ② 右手
   ③ 左手に水を取り口を漱ぐ。
   ④ ひしゃくの柄を清める。
    輪袈裟を首にかけ、数珠を手にして参拝の支度をする。
  3 鐘楼堂で鐘を1回ついても良い。(鐘をつけない札所もある。)   
  4 本堂に向かい、ロウソク(1本)と線香(3本→三密を表す)をあげる。
    灯明は必ず持参のマッチ若しくはライターでつける。(もらい火は禁物)
  5 鰐口(金属製の鳴り具)を1回鳴らす。
  6 納札又は写経を所定の場所に納める。
  7 お賽銭をあげる。
  8 数珠を持っている場合は、右手の中指、左手の人差し指に掛け3回すり合わせる。
  9 数珠を左手にかけて合掌し、三礼した後、経本に従って読経する。
 10 大師堂でも本堂と同じように参拝する。
 11 納経所で所定の納経料を支払い、納経帳・納経軸・白衣などに墨書・朱印をいただく。
 12 山門を出る時も合掌一礼する。